2020年1月9日 | 山の様子 | コメント/トラックバック (0)

1/6 やっと下までパウダー

 

 

完璧なパウダーデイは皮肉にも正月休み明けの月曜日・・・

 

 

 

そこら中から歓声の聞こえる中、真新しい深さ2mほどの破断面。

どうやら、横の尾根を登ってるスキーヤーの足元からバフっと切れただけで下には誰も居なくて被害はなかったようですが、これだけ大勢が楽しんでる中にもトラップがありますね。

 

2003年、クレイグ・ケリーが埋没した雪崩の報告を思い出すと、カナダ雪崩協会の講習中、セオリー通りのルートを2パーティーに分かれて登っていたところ、前を行く8人パーティーが行く尾根上の薄い積雪がリモートトリガーになって深さ2m以上の雪崩を誘発、はるか下を登っていた6人パーティーが5mのデブリに埋められたということでした。11月の雨により深くに弱層が残っていることは認識されていたけれど、深いところを滑っても平気だったそうです。

 

今回は誰も埋まらなくてほんとラッキーでした。

そんな風景を見て色々思い出しつつ、いつも以上に地形をよく見て緊張感をもって滑りはじめると、

何もかも忘れてしまうような、パフパフの粉雪でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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