2016年12月28日 | 新入荷商品 | コメント/トラックバック (0)

SKIMO 山岳スキーレースとAT アルパインツーリングブーツ


SKIMOはレギュレーションで長さと重さの規定により、160cm少々-700g前後の中で各メーカーが凌ぎを削って、幅やサイドカーブもちろんフレックスで個性を競っています。
 


こちらはレギュレーションにとらわれず、スキーツアーを楽しむ事を目的に、登り滑り共により軽く快適さを求めたスキーです。
ビンディングはこのページの最後に紹介します。
 
ATブーツのほうは滑り系から順番に下に下がるに従って軽くなり、登り系、SKIMO用と続きます。
 


アルペンブーツ的TLTブーツの代表は今季リニューアルされたテクニカ・コーチス。2000g/26cm (TECNICA COCHISE)
 


ソールはこのままで全て対応。TLT、AT(マーカーBARONなど)、DIN(普通のゲレンデ用)何でも使えます。
 

 
 

今季の新登場、LANGEからTLT対応ATブーツが発売されました。1800g/26cm (LANGE XT130 FREETOUR)
 


ラングのソールは歩きやすさを優先したラバーソール。TLT、ATビンディング用です。DIN規格には対応していません。
 


テクニカからはより軽さを求めたラインナップで黄色がZERO G GUIDE PRO。26cm/1500g (TECNICA ZERO G GUIDE PRO)
緑色はフレックスが少し柔らかめでZERO G GUIDE。200gくらい重くなりますが、これはインナーの違いでシェルはほぼ同じ重さです。
 


DYNAFIT BEAST。自分では昨シーズンからこれをメインに使っていて、歩きも滑りも大変気に入っています。1450g/26cm (DYNAFIT BEAST/BEAST CARBON)
白はBEASTカーボン、とても硬いブーツが好みならこちら。ピンクはレディース。
 

クライマーやトレイルランナーにはお馴染みのスポルティバから新登場のツーリングブーツ。1400g/26cm (LA SPORTIVA SPECTRE/SPARCLE)
実際に使ってみたことがないので未知数ですが、さすがスポルティバらしい個性的な作りがとても魅力です。
 

山系のスキーヤーに定番的支持のスカルパ・マエストラーレ。1570g/26cm (SCARPA MAESTRALE)
幅広の定番、スコット・コスモス、1550g/26cm (SCOTT COSMOS)
最近の軽量ブーツがどれもシェルがコンパクト化されていく中で、この2モデルは日本人足に安心の快適ブーツです。
 

これから先は超軽量ブーツです。ライト&ファーストツーリングとSKIMOがクロスオーバーしてきます。
その中でもこの2モデルは滑走性はかなり高く、軽めのスキーを使えばこれまでに想像できなかった十分な剛性だと思います。
バックルに替えて、BOAで甲を締める事に不安な声も聞かれますが、逆に全体が締まって一体感があります。
ただし、重くて太いスキーを振り回すブーツではないので、多少はスキーを選んでの話しになります。
フィッシャー・トラバースカーボン 1000g/26cm (FISCHER TRAVERSE CARBON)
スカルパ・F1evo 1200g/26cm (SCARPA F1evo)
 


重量の違いはソールのゴムの量による差が大きいような。一言で歩行性能と言っても何をとって何を省くか。
 


F1evo(青)の進化版がこちらF1TR(黒)
TLTビンディングとこのブーツの滑走モード、歩行モードが自動で同調するため、切替えレバーがありません。
 

かかとにピンが入れば、ブーツのほうもオートで滑走モード。確かに間違いなく便利でしょう。
 

SKIMOブーツで実績のスカルパ・エイリアン 900g/26cm (SCARPA ALIEN)
日本では初登場のスポルティバ・サイボーグ 850g/26cm (LA SPORTIVA CYBORG)
ディナフィットの新製品 TLT7 1050g/26cm (DYNAFIT TLT7 EXPEDITION CL)
 



ソールもウォークモードもそれぞれに工夫と気合が十分。
 

TLT7の一番の特徴はコバが無いこと、なんと斬新。
 

そうすることで、歩く時により前に倒れます。つまり走りやすくなります。
 

しかし、スポルティバはコバがあるのに同じくらい倒れます。
 

これはどういうことかと言うと、コバ抜きで、実際の爪先からピン位置までを測ってみますと、
 




機会があれば、それぞれ走り比べてみたいものです。
この世界になるとユーザーの声も非常に少なく、試履きブーツも無く、絶対数が増えてくれば色々試す機会もできるのでしょうが・・・
いずれにしましても、最新テクノロジーであることに間違いありません。
 
実際に触れて足を入れて、自分に相性のいいものを選んでいただければと思い、色々用意しています。
 

なお、お求めやすい旧モデルも今のところサイズ揃っています。


 

こちら、最軽量のTLTビンディング
一番右はDYNAFIT SUPERLITE2.0/ツーリング用での最軽量、セーフティーリリース付きでブレーキも付いて280g
一番左はSKIMOレース用でしかもリリース付き ATK SL-Rリリース 130g

その他TLT、ATビンディングは昨シーズンから引き続き変更ナシとなっています。

 

ウェブで紹介できるのは店内商品の一部です。
皆様のご来店をお待ちしております。

山岳スキーレース(23品目)
ATスキーブーツ(34品目)
ATビンディング(55品目)

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