真冬には厳しかった奥山へ、ロングなスキーツーリングが春の醍醐味ですが、そうなると滑りをしっかりとサポートしてくれてしかも軽量という本当の意味でのAT(アルパインツーリング)ブーツが恋しくなります。
ブラックダイアモンドのクワドラントはこの2シーズンでかなり高い支持を得ていると思います。さすがにカリカリのバーンでスピードを出そうとするとフリーライド系ブーツには敵いませんが、パウダーやバックカントリーを太いスキーでバンバン滑るには十分、軽さとウォークモードの可動範囲で歩きが多いほどクワドラントの強みが発揮されます。来期は色変更。それから足幅が広めなのが日本人に嬉しいところ。
クワドラントより軽めでツーリング寄りな位置付けのスカルパ・マエストラーレ(オレンジ色)も今期とても好評で履いてるユーザーから物足りないという声が聞かれませんでした。今期モデルはそのまま続き、来期は硬さがアップしたマエストラーレRSというモデルが新登場になります。これで太板ゲレパウ爆走も守備範囲になりそうです。
ガルモントからも同じ感じで。
更にディナフィットから同じ位置付けで発売されるVALCANというのが注目されています。ただどちらもいいサイズの試乗ブーツがなかったので何とも言えません。