2012年2月4日 | 山の様子 | コメント/トラックバック (0)

JAN日本雪崩ネットワーク

日本雪崩ネットワーク(Japan Avalanche Network)では、今年から「白馬エリアの雪崩情報」の定期的な発信が始まりました。これは、これまでに実践されていた「観測情報」から「危険度評価」へと一歩進んでいます。


http://nadare.jp/alert/index2.html
http://nadare.jp/2012/01/post-32.html

 

多くの方がニュースで御存知の通り、先週末この界隈で雪崩事故があり一名の山スキーヤーが命を落としました。いつも新しい情報に敏感で、雪崩の危険が大きい事も十分に把握していたとの事で、最初から安全なルートで滑りを楽しむつもりが、視界の悪さから危険と承知していた斜面に数メートル入ってしまい雪崩の罠にさらわれたようです。この店にも毎週のように立ち寄ってくださいました。御冥福をお祈りします。

実際にはどのような状況だったか気にされている方も多いと思います。私も一報を受けて捜索に参加しまして、そこで見聞きした事と一部の報道との誤差も感じていますが、雪崩ネットワークのほうでそれらの情報を全て総合した上で、全ての経緯がまとめられる事になると思います。

こちらはひとまず翌日の積雪調査のみの報告となっています。http://nadare.jp/2012/01/120128.html

こちらは白馬に滞在するアラスカのガイドBILLさんのレポートになります。
20120128HakubaKarasawaDaishamenAvalancheReport[1]

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