2021年3月29日 | 山の様子 | コメント/トラックバック (0)

3/9 海谷越えスキーツーリング

 

小谷温泉から笹倉温泉へ、海谷を滑って昼闇山を越えるツアー。3月になって谷がデブリで埋まった頃のお楽しみ。なんと言っても笹倉温泉のビールと、帰りの大糸線のワンカップが最高です。それにも増して滑る斜面がサイコーな海谷越えスキーツアーの紹介です。

 

 

夜明けとともに小谷温泉をスタート。

 

 

まずは大海川から茂倉峰へ、標高差800mを一気に登ります。

 

 

最初の年は白倉峰から滑りました。2011

 

 

しかしもう一登りして茂倉峰から滑るほうが、両側に素敵な斜面が並んでいて何度でも通いたくなります。

 

 

がまんできないタイミングでドロップ。今年はちょっとカリカリだったので、朝日が当たってほどよく緩んでそうな斜面を滑りましたが、

 

 

どパウダーの年もありました。2017

 

 

パウダーの時はちょい日陰のシュートがいくつもならんでいます。2019

 

 

尾根から谷へは標高差300m

 

 

感動の秘境パウダーでした。2019

 

 

最初2月に来たときはデブリが少なくてかなり通りにくかったので、徐々に時期をずらせて、どうやら3月上旬が快適なようです。

 

 

それでも所々高巻きはあるのでロープは持っていっておいたほうがいいかと。

 

 

 

今年は2回の高巻き、日陰のデブリがカッチんこっちんで苦労しました。

 

 

ブロック崩壊。いかにも海谷らしい光景。2017

 

 

二股からは昼闇山に向けて1000mの登り返し

 

 

気持ちいいブナ林を雨飾山を背に登ります。

 

 

鉢山の鞍部まで登ると海が見えて、ここから早川谷に下りれば最短コース。

 

 

山頂へは、海を見ながらプラス1時間ほど登ります。

 

 

海の反対は山また山!

 

 

最後の急斜面をアイゼンで直登すると、

 

 

小谷温泉から7時間。大展望の昼闇山です。

 

 

頂上にはカモシカが一人で昼寝してたときがありました。

 

 

向こうは焼山と火打山。さあここから海に向かって滑ります。

 

 

こんな激パウの年もありました。2017

 

 

真北でパウダー率が高い昼闇大斜面。2019

 

 

10年前はテレマークだったなー 2011

 

 

今はコレ、ZAG UBAC95にG3 ZED を載せて1850g

 

 

で、今年は北斜面はカリンカリンなので日当たりのいい方へ。

 

 

しかしこっちも一面に硬ったい雪玉だったり、

 

 

この地形、思いっきり滑りたいのですが、、、

 

 

氷のしぶきが上がってます。

 

 

3段目からは気持ちいいザラメでやっと飛ばせました。

 

 

奥にまだまだ滑りたいシュートが並んでいます。

 

 

後半はずっと下までナチュラルパイプのザラメを好きなように楽しく滑りました。

 

 

標高差1000mを満喫して

 

 

温泉にドボン。そして1時間半のバス待ちビールが旨い!

 

そして帰りは大糸線でお座敷列車?! 8時間歩いて滑って4時間呑めます。以前には大糸線の「次の列車は20時20分です。」と言われて、駅前の居酒屋で3時間半ほど列車待ち・・・

旅系、滑り系、癒し系、至福のツアーコースなのです。

 

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