新潟大学の研究室の皆さんがすすめているこの一帯の氷河調査の様子です。
雪渓を縦横にソナーを引っ張って雪の断面を測ります。今年同行した不帰沢と杓子沢はどちらも30m~40mの深さがありました。ソナー調査を基に場所を決めて、次回は氷体までドリルで穴を掘ってGPSを埋めて、3度目にどれだけ移動したかを確認します。
意外な事に白馬大雪渓は10mていどです。底に川が流れているため雪が入れ替わって積もり積もったはないそうです。
ちなみに3年前の唐松沢調査では50~60mでした。
スキーシーズンはなんてことない気持ちいい斜面ですが、夏に行くと道もない山奥で、なかなか楽しい道中です。